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2016年11月

レイアウト制作のヒント Vol.3 レールの取り付け方

 

レイアウト制作のヒントVol.3 

今回はレールの取り付け方を説明します。

 

重要なポイントは

  1. 〈KATO製ユニトラック〉というレールの〈複線タイプ〉を〈全長310ミリ〉になる組み合わせで使うこと。
  2. レールの道床が台の正面から〈38ミリ〉になる場所へ平らに取り付けること。
  3. レールの道床の両端が〈1ミリ程度ずつ〉台からはみ出していること。

の3点です。

 

この3点が守られていないと他のモジュール(台)とつなぐことが難しくなってしまいます。

 

まずはレールを選びましょう。

 

KATOの複線直線線路を以下の組み合わせで購入してください。

  • KATO 複線直線線路248mm〈WS248PC〉(2本入り)
  • KATO 複線直線線路62mm〈WS62PC〉(2本入り)

もしくは

  • KATO 複線直線線路186〈WS186PC〉(2本入り)
  • KATO 複線直線線路124mm〈WS124PC〉(2本入り)

ネットで検索すると販売先がすぐに見つかると思います。

大体500円くらいが相場のようです。

どれも2本入りなので、モジュール2台分です。

 

今回は

  • KATO 複線直線線路186〈WS186PC〉(2本入り)
  • KATO 複線直線線路124mm〈WS124PC〉(2本入り)

の組み合わせを選びました。

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2本ずつ入っています。

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レールが2組走っているので〈複線線路〉です。1組のタイプは〈単線線路〉と呼びます。

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金属のレールが走っている方が〈オモテ〉無いほうが〈ウラ〉になります。

 

グレーのプラスチック部分を〈道床(どうしょう)〉と呼んでいます。

 

レールのウラに穴が2つ見えるかと思います。

本来はここにドリルなどで小さな穴を開けて釘で台に道床を打ち付ける方法が固定がしっかりできるのでオススメですが、ここではより「お手軽」な方法として接着剤を使用した取り付け方を紹介します。

釘を使った固定方法のほうが耐久性はあるので、ドリルをお持ちで工作が得意な方はチャレンジしてください。

 

まずは、2本のレールをつなげましょう

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製品の裏に説明があるのでそのとおりに組立ててください。

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レールを組み立てたら台のレールの取り付け位置に目印を書きましょう。

台の正面から〈38ミリ〉に印をつけて

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反対側にもつけます。

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両端の印をつなげて線を引きましょう。

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台の正面から38ミリの所にエンピツの線が引けました。(見えづらいですね、、)

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その38ミリの線にレールの道床を合わせて反対側にもレールを定規代わりにエンピツで線を引きましょう。

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エンピツの線と線の間(レールを取り付ける真裏)に接着剤(スーパーX)を塗っていきます。

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写真ではわかりやすく全体的に塗っていますが、レールの裏が台に接触する部分にだけ塗った方が節約になります。

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塗り終わったらレールを線に合わせて貼り付けましょう。

この時、台の幅が308ミリなので、レールの道床が1ミリくらいずつ台よりはみ出すと思いますが、それが正解です。

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しっかり押さえつけます。

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奥から

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真ん中

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手前もしっかり押さえつけましょう。

 

ステンレス定規(定規の端から目盛りが始まっている定規)があれば台手前端からの距離が〈38ミリ〉になっているか確認しましょう。

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真ん中

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最後に手前を確認。

ズレが無いことが確認できたら上から重石(台の組み立ての時に使った電話帳などが良いと思います)を置いてしばらく(1時間位、完全硬化は24時間)待ちましょう。

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接着剤が乾いたらモジュールの完成です!

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これがT-TRAK規格のシングルサイズモジュールになります。
※T-TRAK規格ではフィーダーと呼ばれるレールに電気を供給する線路を付ける事が好ましいです。お詫びして訂正をいたします。
本公募展では「制作のしやすさ」の観点からフィーダーの取り付けを〈任意〉とさせていただいていますので、フィーダー無しのモジュールも審査対象の作品としてご応募頂けます。

 

「鉄道模型モジュールLAYOUT AWARD」はこのシングルサイズのモジュールの上に制作されたレイアウトの公募展になります。

 

モジュールレイアウトは「みんなで持ち寄り、つなげて楽しむ」ことができるのが最大の魅力です。

ぜひ、皆さんにたくさんの作品を出展していただき、すべてのレールをつなげて巨大レイアウトを組みたいと思っています。

 

審査の対象からは外れてしまいますが、シングル以外にもダブルサイズやトリプルサイズ、コーナーも出展可能とさせていただきます。

 

不明な点などはメールで気軽にお問い合わせ下さい。

皆さんからのたくさんのご応募をお待ちしています!!

新規スタジオ利用者募集のお知らせ

ART FACTORY城南島で作品制作・活動するクリエイターを募集いたします。

個人はもちろんグループでも構いません。皆様のご応募をお待ちしております。

 

利用開始:2017年1月5日(木)から

期  間:1ヶ月間以上(試行期間:1ヶ月間)最長1年間 ※更新可

利用目的:原則制作スタジオ(倉庫としての利用は認めません。)

スタジオ:本館413室(約15平米) ¥8,100(税込)/1ヶ月

     別館303室(約12.5平米) ¥6,750(税込)/1ヶ月

応募条件:

・年齢、国籍不問

・来館者の見学を了承できること

・契約期間中最低3割以上スタジオを利用し制作活動を行うこと

選考方法:提出書類及び面接にて選考

面接期間:12月中旬を予定

提出資料:下記の情報をEメールにてお送りください。

  1. 氏名・住所・連絡先・メールアドレス
  2. 略歴(テキストデータでA4サイズ1枚程度)
  3. 過去の活動が分かる資料(画像データ、ウェブサイトURLなど)
  4. スタジオでの活動内容・予定など(できるだけ具体的にご記入ください)

 

問い合わせ/資料送付先:artfactory-j@toyoko-inn.com

                     ART FACTORY 城南島 スタジオ利用者募集係 まで

 

応募締切:

2016年12月10日(土)24時〆切

 

ワークショップレポート「錫の豆皿づくり」

最近の寒さにはまいりますね。

風邪をひかぬよう気をつけて下さいね。

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さて11月25日、26日に開催しました、ワークショップの様子をお届けいたします。

いつも大好評をいただいている「錫の豆皿づくり」を開催しました!

今回でなんと3回目になります!

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いつもの丸いお皿に加え、お花の形や四角や五角形など、いろいろな形をご用意しました。

錫を溶かして板を作る鋳造(ちゅうぞう)と板を金槌でたたいて形を作る鍛金(たんきん)という技法を豆皿を作る工程で体験できます!

今回も使用した錫は融点が232度と低く、ご家庭にあるお鍋で簡単に溶かすことができます!

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まずはどの型にするかを選びます。

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溶けた材料を型に流して固めることを鋳造(ちゅうぞう)と言います。

木枠と半紙を鉄板ではさみ、隙間から木枠の型に流し込みます。

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ドロっと湯口から溢れ出てくるまで、溶けた錫を流し込んでいきます。

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型から板を外すと、鋳造をしたものには必ず溶けた金属のところに余分な部分が残ります。

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これを湯口「ゆぐち」と呼びます。

湯口をハサミでカットすると「バリ」と呼ばれる尖った部分が残るので、

ヤスリで削り落とします。

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次は、金槌で槌目(つちめ)と呼ばれる模様(アルミの鍋みたいな模様)をつけていきます。

板を回転させまがら、中心から均等な間隔で叩いていきます。

3回ずつリズムよく叩くとうまくいきます!

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1周目は板全体に槌目をつけ、2周目は形を整えながら叩いていく感じです。

今回は色々な形があったので回して叩く作業は難しかったと思います。

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自分好みの形に整えたら、叩くのは終了です!

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お皿の表面についている汚れを「ピカール液」と呼ばれる研磨剤で磨き落とします。

ゴシゴシ根気よく磨くとお皿の表面はピカピカになります!

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磨き終わったら、研磨剤を食用洗剤で綺麗に洗い流します。

錫は柔らかい素材なので、スポンジで洗うときは必ず柔らかい方で洗って下さい!

硬い方で洗うと傷がついてしまいます!

 

お皿の表面が曇ってきたら、粒が入っていない歯磨き粉を使うと簡単に磨くことが出来ます!

お試しあれ!

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皆さま素敵なお皿に仕上がりました。

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切り取った湯口を箸置きにするそうです!可愛い!

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今回最速でお皿を作り上げたY様。

展覧会情報「SIBUYA STYLE vol.10」

スタジオをご利用中の豊田奈緒さんが展覧会に出展されます。

ぜひ、ご覧ください。

 

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「SIBUYA STYLE vol.10」

2016年11月29日(火)~12月11日(日)
月~土 10:00~21:00 日・祝日 10:00~20:00
西武渋谷店B館8階 美術画廊・オルタナティブスペース
〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1
https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/kakutensublist/…

T-Trak Networkについて

T-Trak Network

本公募展の作品規定でも規格を採用させていただいている「T-Trak」についてとても詳しく解説をされているサイトです。

規格が生まれた経緯など歴史についても参照できます。

また、モジュールの制作方法についてもA4パネルを使った方法を紹介されていて非常に参考になります。

A4パネルを利用したT-TRAKモジュール作成方法

ぜひご覧になって下さい。

 

 

レイアウト制作のヒント Vol.2 アジャスターの取り付け方

レイアウト制作のヒント Vol.2

 

台(モジュール)の作り方に続いて、今回はアジャスターの取り付け方を説明します。

 

アジャスターはモジュール同士をつなげる時(展示の時)高さ調節に必要な機能です。

70ミリ〜100ミリの間で調節が可能なアジャスターを取り付けてください。
※ここで説明をする方法だとボルトの頭が木枠に当たってしまいアジャスターの可動域が70ミリ〜になりませんが実際の展示に支障がない範囲ですので特に問題はありません。

 

今回も一番お手軽かと思う方法でご紹介します。

 

必要な材料は

長ナット(8x50) 4本

ボルト(8x50) 4本

多用途接着剤(スーパーXが一番おすすめです) 

です。

すべてホームセンターで揃います。

ナットとボルトは「ユニクロメッキ」のタイプがお手頃です。

 

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今回、紹介するのは長ナットを木枠の内側に接着剤で取り付ける方法です。

先に、完成品の裏側はこちら

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ほんとにただ接着剤でつけるだけなので、説明が不要かもしれませんが、一応手順を説明します。

 

 

まずは、接着剤を木枠コーナーの内側、長ナットの背中が当たる部分に塗ります。

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直接、チューブから塗ると厚く塗りすぎてしまい乾きが遅くなるので、付属のヘラに必要分出してから塗るのがおすすめです。

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ヘラで薄く伸ばすように塗ります。

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他の箇所(計4箇所)も同様に塗っていきます。

ヘラに出して、

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薄く塗り伸ばします。

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コーナーの片側の面だけ塗れば十分です。

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木枠に接着剤を塗り終わったら、今度はナットに接着剤を塗ります。

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六角ナットの1辺にヘラで伸ばすように薄く塗ってください。

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4個、全部塗ったら10分程度放置してください。

 

接着剤が最初はヌルヌルですが、しばらくたつと適度に固まってネバネバになります。

ヘラでつついて確かめてください。

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木枠の接着剤も同様にネバネバになっていると思うので、両面テープみたいな感じで木枠と長ナットを接着してください。

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グッと、強く押さえつけてください。

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これで1時間ほど放置すれば大体固まります。(完全硬化は1日待ったほうが良いです)

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ナットが完全に接着されたら、ボルトを入れてみましょう。

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ナットをすべて入れ終わったら、ひっくり返して台の高さを100ミリまで調節ができるか確認してください。

念のため4箇所全てをチェックしましょう。

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完成です!!

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これで台が完成しました。次回はレールの取り付け方を説明したいと思います。

レイアウト制作のヒント Vol.1 台(モジュール)の作り方

 

「鉄道模型モジュールLAYOUT AWARD 2017」最新情報のコーナー

 

今回はレイアウト制作のヒント Vol.1 台(モジュール)の作り方

を解説します。

 

ここでは一番手ごろで簡単(なるべく安い材料で、使う道具が少なくて、難しくない)と思う方法を紹介したいと思います。

もちろん「あくまで一例」です。

規定の寸法で簡単に壊れない台であればどのような素材や方法で制作していただいても構いません。

逆に「もっといい方法があるよ!」という方はぜひART FACTORY城南島までメールを下さい。

どんどん紹介させていただきます!

 

さて、ここから本題の台づくりです。

 

ここでは、規定サイズ最大の大きさ(幅308ミリ、奥行き355ミリ、高さ70ミリ)の台を作ります。

 

まずは、材料を購入します。

 

今回はホームセンターで厚みが「9ミリ」、大きさが「900ミリx450ミリ」の「ラワンベニヤ」を購入しました。

ちょっと「厚い」ですが、板にある程度の厚みがあった方が「反り」が少なく、組み立て(釘を打ったりする作業)もしやすいのでオススメします。

また「シナベニア」の方が木目が細かく仕上がりが綺麗ですが少し割高にはなります。

 

ホームセンターで材料を買ったら、同時にカットもお願いしてしまいましょう。

 

大きめのホームセンターならば「パネルソー」とよばれる大型木工機械があって店員さんが指定した寸法で板を切ってくれるサービスを行っています。
サービス料がもったいない気もしますが、板をまっすぐに切るのは意外と難しいですし、時間と手間を考えると妥当な料金かと思います。

 

寸法を書いた図面はこちらです。

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プリントアウトして店員さんに見せればこの通り切ってもらえると思います。

※図面の寸法は「9ミリ」の板を買った場合なので、それ以外の厚みを使う場合は寸法を変えてください。

 


今回、使う道具は

 

金槌(できれば釘抜きとセットになっているものが便利)

木工ボンド(速乾よりも通常タイプがおすすめ)

釘(木工作用の小びょう)長さ19ミリ(普通の釘は太すぎて板を割ってしまうので小びょうがおすすめです)

あと、鉛筆とぬれ雑巾です。

 

いよいよ組み立てです。

 

まずは切り出した材料が「どの部材なのか」を確認しましょう。

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「まえ板」(正面の板)「うしろ板」(背面の板)の長さは「天板」(レイアウトを制作する面の板)の幅(308ミリ)と同じ、「側板」(側面の板)の長さは天板の奥行き(355ミリ)から板の厚み2枚分(18ミリ)短くなっているはずです。
組み立てる時に間違えてしまわないように鉛筆で部材の名称を書き入れてしまっても良いかもしれません。

 

次に「天板」の表から釘を打つ場所に鉛筆で目安となる印をつけましょう。

 

写真の様に側板を定規代わりにして、天板の縁から9ミリ(板の厚み分)の場所に線を引いていきます。

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四辺すべてに線を引きます。

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線が引けたら、釘を打つ箇所に×印をつけましょう。
1辺につき4箇所ずつ、線と板の縁とのちょうど中間地点(側板の厚みの中心)の所に×印を付けて下さい。
コーナーに近い×印は角から2センチくらい(親指の幅くらい)離れたところ印をして下さい。
あまり角に近いところへ釘を打つと板が割れてしまいます。

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4辺すべてに印を付けましょう。
天板には釘を合計16本打ちます。

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「まえ板」「うしろ板」にも同じように印をつけましょう。

印は表になる方につけます。

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☓印も忘れずに、「まえ板」「うしろ板」には合わせて8本釘を打ちます。

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さて、いよいよ、釘を打っていきます。

まずは仮打ちをします。

16本すべてを「板の裏から釘の先端がほんの少し出るくらい」まで打ち込んで下さい。

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いらない電話帳や漫画雑誌などを下敷きにすると作業がしやすいです。

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釘の先がほんの少し(3ミリ程度)出るくらい。

 

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もし、斜めに打ち込んでしまったら横からひっぱたいて早めに修正してください。

釘が曲がってしまったら、もったいないけどそのまま使わずに引き抜いて新しい釘を打ち直してください。

この段階で釘が「真っ直ぐ」に立っていないと、さらに釘を打ち込んだ時に側面から釘の先が出てきてしまったりします。

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釘を16本すべて仮打ちしたら板を裏返します。

このとき、板の下には釘の頭が出ているので、先ほど下敷きにしていた本の上に板を置いて釘の頭が床に着かないように浮かせましょう。

 

次にボンドを塗って組み立てです。

まずは「まえ板」と「うしろ板」を取り付ける部分、二辺にボンドを塗ります。

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チューブからそのままたっぷり目に塗って下さい。

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まえ板を取り付ける辺と、うしろ板を取り付ける辺に塗ります。

 

ボンドを塗り終わったら、まえ板とうしろ板を取り付けてください。

先ほど、少しだけ出した釘の先端に板を突き刺すようにして組み立てて下さい。

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天板からはみ出さないように「位置合わせ」は慎重に

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まえ板、うしろ板を取り付けましょう。

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取り付けたらひっくり返して

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釘を打ち込んでいきましょう。

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小びょうは細いので、慎重に、少しずつ、曲がらないように真っ直ぐ打ち込んでいって下さい。

もし、釘が曲がってしまった場合は、一度引き抜いて、新しい釘を使いましょう。

また、同じ場所ではなく少し隣の新しい場所に打って下さい。

同じ場所に打つと既に曲がって開いた穴に釘が引き込まれて、同じように曲がってしまいます。

 

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釘を打ち込んでいくと、横から余分なボンドがあふれてきます。

濡れ雑巾でぬぐってあげてください。

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裏側も同様に。

 

「まえ板」「うしろ板」を取り付けたら、次は「側板」を取り付けます。

まずは、同じようにボンドをたっぷりと塗ります。

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側板を取り付ける場所、両方に塗って下さい。

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同じように組み立てます。

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天板からはみ出さないように、慎重に

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はめ込んだら裏返します。

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釘を打ち込みますが、まだ、完全に打ち込まずに「半分くらい」打ち込んで下さい。

「側板」の釘打ちは箱の下に手が入らないので、板が倒れやすく少し難しいです。

「側板」を仮止めできれば良いので、軽く「コンコンコン」と慎重に打ち込んでください。

8本全て、釘の半分程度を打ち込んで板を仮止めしてください。

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仮止めしたら、箱を立てて、「まえ板」「うしろ板」の☓印をつけた箇所に釘を打っていきます。

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「側板」がはみ出たり、箱の内側に倒れたりしないように指と目で確認しながら慎重に

釘は8箇所、完全に打ち込んでしまって構いません。

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「側板」を側面から固定したら、箱を倒して天板の釘を完全に打ち込んでいきましょう。

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釘が完全に打ち込めたら、台の完成です!

お疲れ様でした!!

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次回は台の底につけるアジャスターについて解説したいと思います。

 

オススメ展覧会情報 『オオタノカケラ2016』

“モノづくりの魅力” ”町工場のまち「大田区」の魅力”を伝える展覧会、

『オオタノカケラ2016』が開催されます。

この展覧会では、職人が不在となった町工場からゆずりうけた、

道具=タカラをフロッタージュ※1した作品が展示されます。

おおたオープンファクトリーと同時期に開催され、トークやワークショップなどの

イベントも満載でオススメです。ぜひ皆様、足をお運び下さい。

 ※1 フロッタージュ:木や石などの凹凸面に紙を置いて上から鉛筆などでこすり、図柄を紙面に写し取る描画技法です。

オオタノカケラ2016

『オオタノカケラ2016』

2016年11月26日(土)~12月4日(日)

11:00~18:00(最終日は17:00まで) ※火曜日休み

入場無料

ギャラリー南製作所(〒144-0034 東京都大田区西糀谷2-22-2)

http://www.2222gmf.blogspot.jp

公募展「鉄道模型モジュールLAYOUT AWARD 2017」作品募集のお知らせ

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この度、ART FACTORY城南島では、鉄道模型レイアウト作品の公募展「鉄道模型モジュールLAYOUT AWARD2017」を開催いたします。

すべての応募作品はART FACTORY城南島で展示される他、入賞・入選作品はJR浜松町駅にて特別展示を予定しています。

出品申し込みは2017年1月31日(火)までです!!
皆さん、奮ってごお応募ください!

応募要項や応募申込用紙などは公式ホームページ(https://www.artfactory-j.com/layoutaward)からダウンロードできます。作品作りのアドバイスなどどんどん公開していく予定ですので、ぜひ、頻繁にのぞいて見てください。

 

展覧会情報 「第6回おおたオープンファクトリー」

“モノづくりのまち”大田区で今年も「おおたオープンファクトリー(OOF)」が開催されます。

工場島バスツアーや他団体との連携企画など、平日企画も充実しています。

大田区の技術を体感する旅をお楽しみください。

最新情報はWEBでご覧ください。

http://www.o-2.jp/mono/oof/

 

2016年11月26日(土)10:00~16:00

東急多摩川線「武蔵新田駅」・「下丸子駅」周辺

 

2016年12月3日(土)10:00~16:00

<工場アパート>

テクノWING(本羽田2-12-1)/OTAテクノCORE(東糀谷6-4-17)/テクノFRONT森ヶ崎(大森南4-6-15)

創業支援施設BICあさひ(羽田旭町7番1号)

<工場島部>

京浜島/城南島

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