皆さんこんにちは。
早く梅雨が明けてほしいですね。
先日、6月25日に開催しました、「錫の豆皿づくり」の様子をお届けいたします!
今回で4回目になる大好評企画「錫の豆皿づくり」!
参加者のみなさまにはビスマス結晶づくり体験をしていただきました!
- 錫のチップを溶かす
錫の融点は232度。金属の中では溶けやすく、ご家庭にあるコンロでも簡単に溶かすことができます。
お鍋で錫を融かします。
溶けた錫を木枠(木枠を半紙と鉄板で挟んだもの)の型に流し込みます。
材料を型に流して固めることを鋳造(ちゅうぞう)といいます。
ドロッと錫が溢れるまで流しましょう。
- 湯口をカットし、バリをとる。
鋳造したものには必ず余分な部分湯口(ゆぐち)が残ります。
湯口をハサミでカットすると鋭く尖った部分バリが残るので、ヤスリで削ります。
- 鎚で形作る
金鎚で板に槌目(つちめ)と呼ばれる模様をつけていきます。
板を手で回しながら、中心から外側に円を描きながら叩いていきます。
一週目は槌目を板全体につけます。
二週目は形を整えながらお皿にしていきます。
- 研磨剤で磨く
ピカールという研磨剤でお皿の表面の汚れを落とします。
体重を乗せながら磨くとピカピカに綺麗になります!
ゴシゴシ!
食器用洗剤で汚れを洗い落としたら、完成です!
洗う時はスポンジの柔らかいほうで洗って下さいね!
硬いほうで洗うとお皿にキズがついちゃいます。
お皿が曇ってきたらご家庭にある歯磨き粉を使うとまたピカピカになります。
※粒が入っていない歯磨き粉です。
今回参加していただいた方々には特典として、ビスマス結晶づくりを体験してもらいました!
まずビスマスを融かします。
ビスマスの融点は272度と錫と同じように低く、数分で融けます。
カップの中のビスマスからピンセットで結晶をとります!
温度が下がる過程で結晶ができるので、大きさや形などはタイミングによって変わります。
変わった形の結晶を見ることもできました!
大人も子供も夢中になって結晶をつまみ上げていました~。