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長坂 絵夢 EMU NAGASAKA

「鉄」
生命において不可欠な物質であり、一方で産業の材料としてもなくてならない素材。
人々の暮らしの中であらゆる形となり現代の風景を作り出してきた鉄は、生命の根源に繋がる物語を多く秘めています。その素材の持つ特性からは、私たちの生きる世界で起こっている目に見えない情報を得る事ができます。私はこの一つの物質から垣間見る生の姿に関心を抱き素材として扱い続けています。

2015 年より発表を続けている「fallen leaves-corrosion-」では、自然や生物の中で循環する鉄に着目し、腐食により自然物へと還る様相を作品にしています。豊かな森は豊かな海をつくる。考えればあたり前の様でシンプルな関係に思える事ですが、あらゆる条件が揃わなければ豊かな自然環境はつくられない。そこには目に見えないものの作用が多く働き、様々な命が支え合いまたその中で生かされている事を知ります。生命について考える。その普遍的なテーマを根底に、この作品では鉄という素材を一つの入口とし人と素材、それは人と自然という関係性である事を再認識していきます。

HP : https://www.emunagasaka.com/

長坂 絵夢
1982年 東京生まれ
2005年 多摩美術大学 美術学部 工芸学科 金属プログラム卒業
 
【個展】  
2020年 「fallen leaves -corrosion-」ディスプレイ / CABANE de ZUCCa 南青山・代官山店 (東京)
2019年 「echo -steel works-」個展 / ギャラリー南製作所 (東京)
2017年 「fallen leaves -corrosion-」個展 / JFE スチール株式会社 日比谷本社 23 階 (東京)
  「fallen leaves -corrosion-」個展 多摩川オープンアトリエ 2017 / Gallery hasu no haha (東京)
  「滑空」長坂絵夢 山根朋子 YAMANEMU 展 / MITSUME (東京)
2015年 「It's close to sleep」 個展 / shonandai MY gallery (東京)
2014年 「border」 個展 / Gallery hasu no hana (東京)
2013年 「AN ISLAND」島嶼 - 長坂絵夢個展 / 永春堂美術館 (台湾・台中市)ほか
   
【グループ展】
2021年 「sign of existence」/ s+arts (東京)
2019年 「素材と内面」/ s+arts (東京)
2018年 「OPEN STUDIO 2018」/ART FACTRY 城南島
2015年 「WILL 展」/shonandai MY gallery (東京)
 
【アートフェア・イベント】
2016年 「ART FAIR ASIA FUKUOKA2016」/ 雅景錐 GAKEI GIMLET SAAS・ホテルオークラ福岡 (福岡)
  「3331 アートフェア」/ 遊工房アートスペース・3331 Arts chiyoda (東京)
2014年 「外の外展」/en dehors du dehors ブザンソン美術大學-ISBA図書室 (フランス)
  「ART APART ART FAIR 2014」/shonandai MY gallery・PARKROYAL Pickering Hotel (シンガポール)
2013年 「EMERGING DIRECTORSʼ ART FAIR: ULTRA 006」/shonandai MY gallery・ スパイラルガーデン青山 (東京)
2012年 「YOUNG ART TAIPEI 2012」 / シェラトン台北 (台湾・台北)
   
【講演会・トークイベント】
2020年2月 「鉄鋼販売業組合・若手合同交流会」HSB 鐵砲州 (東京)
2017年 「 町工 BAR Vol.19 循環する鉄」/ くりらぼ多摩川・工場棟 (東京)
2016年 「 全国厚板シヤリング工業組合 青年会」/ 鉄鋼会館 (東京)
   
【常設展示】
2018年~ JFE 鋼材 株式会社 エントランス (東京)
 
【受賞歴】
2011年 『新潮賞受賞』「YOUNG ART TAIPEI 2011」 サンワールドダイナスティホテル台北 (台湾・台北)

 

fallen leaves -corrosion- 「soil」2015年制作 鉄粉・鉄屑

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